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抗がん剤治療の真っただ中だった8月に、近所の花火大会がありました。起き上がることもできない状態で、ベッドの上で花火の音だけが「ドーン・ドーン」と虚しく響き渡っていました。家族も私につきあって家で花火の音だけを聞いていました。それがとても悔しかったし、申し訳ない気持ちになりました。 今では、そんな… 続きを読む

夏から化学療法がスタートしましたが、吐き気などが強くでる薬だったため、食欲はほぼなし。そんな中、お見舞い（コロナ以前の話です）でいただいたフルーツ盛り合わせの中で、梨やスイカなどは少し食べられました。いつもだったら美味しいと感じるメロンやマンゴーは食べられず、ひたすら梨とスイカをシャリシャリ…シャ… 続きを読む

病気が確定したときが初夏！手術は７月３０日でした。 ゆえに、あの年の夏は、クーラーが効いた部屋の中で夏合宿という状態でした。退院は中旬すぎだったので、昼間は暑くても、朝夕はかなり過ごしやすくなっており、結局、その年の夏は経験しないまま～というのが夏の思い出です。 そのときは、有給休暇もたっぷり… 続きを読む

夏の思い出といえば、病院の窓からみた花火大会。 最上階（といっても８階）にいたのですが、河川沿いの花火大会があり、夕飯の時間がおわってから30分間、看護師さん、医療者、患者さんが集まり、みんなで花火をながめました。 しんどい人も、、退院が間近なひとも、病気のことを一瞬わすれられた時間で、いまで… 続きを読む

夏の1番暑い時期に放射線治療を受けました。毎日汗だくになって病院へ行き、汗もひかないうちに治療室へ。薄暗い治療室、ヒヤッと冷たい治療台に、うっすら流れるヒーリングミュージック。毎回緊張しつつも治療が終わるころには汗もひき、「もう少しここで休んでいってもいいですか？」と思わず言いたくなるような心地よ… 続きを読む

乳がん告知は8月６日でした。今でもあの日の夏らしい青空と雲のコントラストは覚えています。その日、細胞診の結果が出る日でしたが、絶対にOKと信じていた私はジムにいく支度をして病院に向かったこと覚えています。結果、＜クラスV＞がんです、と告知を受け、頭が真っ白になり、会計もすっとばしてタクシーで帰宅し… 続きを読む

これまで２つのがんを経験しました。最初の乳がん治療時はスポーツは控えていました。特に腕があげにくいこともあり、なかなかスポーツする勇気がでなかったのです。ただ、筋肉が落ちてしまうので、プールでの水中歩行、軽いアクアビクスなどは少しずつ始めました。２度目の子宮体がんの術後は逆に水に入るのが怖くて（感… 続きを読む

がんに罹患する前からのめり込んでいたハワイアンフラ。 治療中は体調がすぐれず、思うようにレッスンに通うことができませんでしたが、心地よいハワイアンミュージックに合わせて取り組んだハンドモーションの練習は、とてもよい腕のリハビリになりました。 治療後はレッスンに復帰したものの、体力が予想以上に落… 続きを読む

治療を始めてから、自分の体力の衰えを痛感して、以前のように 戻りたいとウォーキングやランニングをしてみたりしました。 でも、何をやっても罹患前のようにはできませんでした。 そんな自分に嫌気がさし、ますます家に引きこもってしまい 買い物などに出かけるのも人に会わないように日が落ちてから … 続きを読む

私は、自らの乳がん経験をきっかけに、医療に興味をもつようになりました。その当初は30代後半で会社員として働きながら、病院でボランティア活動を行っていました。これをきっかけに医療分野を本業にしたいと考えるようになり、資格を取りキャリアチェンジへと至ります。 しかし、いざ転職のときには既に40歳… 続きを読む